不動産の分割協議をする

不動産の分割協議は、どのような流れで行うものなのかをご説明します。

遺産分割協議とは、誰が、どの財産を、どの割合で相続するかを話し合う手続きです。遺産分割協議は、必ず相続人全員で行う必要があります。

不動産の分割協議における特徴としては、不動産は物理的に細かく分割することが難しいため、不動産を相続分に従ってそのまま分割するのか（現物分割）、相続人間での共有にして相続するのか（共有分割）、不動産を換金して現金で分割して相続するのか（換価分割）、一人が相続して他の相続人に不動産代わりの現金を支払うのか（代償分割）、さまざまな分割方法が考えられることです。

それぞれの分割方法にメリットとデメリットがあり、置かれた状況によって適切な方法が異なるため、困った際には相続問題の専門家にご相談されることをおすすめします。

不動産の登記名義の変更の際に、遺産分割協議書が必要となるため、分割協議での合意の内容を遺産分割協議書としてまとめて、相続人全員が署名・押印をします。

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